あらうんど日吉台 – 千野・天満神社

日吉台はびわ湖と比叡山の景観に恵まれ、坂本や比叡山の歴史的文化遺産にも近く、少し歩けば里山の自然にも触れることのできる大津でも一番の(多分・・・)住宅地です。 「あらうんど日吉台」は日吉台周辺のスポットやお散歩コースを写真と共にご紹介するコーナーです。

千野は日吉台の北側に広がる地区の名称だが、昔の地図を見ると日吉台の団地が開発される以前は、日吉台近辺も現在の千野と同様に里山の景観が広がっていたようだ。 初回に頑張りすぎて後が続かなくなっても困るので今回は日吉台の北辺の道を少し歩いて千野の天満神社を訪れてみた。

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最近防犯カメラの設置された、いわゆる「四丁目の通り抜け」から日吉台を出る。 雄琴方面は突き当り右折だが今回は左に曲がってみる。

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四丁目から雄琴、千野方面への出入り口

曲がるといきなり鬱蒼とした木々に囲まれた道になる。 先程まで住宅団地を歩いていたのが嘘のようだ。 老婆心だが暗くなってから一人で歩くのは止めた方が良いかもしれない。

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途中で見つけた標柱には「苗鹿今千野線道路開通記念」とあり昭和9年の竣工とのこと。 「今千野」は北の谷を流れる大正寺川の南の地区の旧名称で今の千野三丁目にあたる。 この道が出来た頃は日吉台のあたりはどんな様子だったのだろうか。

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さらに進むとびわ湖(南湖)から比叡山に至る大津を一望するパノラミックな景観が広がる。 日吉台の団地内からはどこからでもびわ湖が見えるが、広がり感から言うとここが一番かも知れない。 ちなみにここから日吉台三丁目に下りる道もある。

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100メートル程で千野三丁目の集落に入り、直ぐに天満神社の鳥居が見える。 天満神社は今千野の氏神様で祭神は菅原道真。 この日も境内を清掃している方がおられたが、地元の方に大切にされているようだ。

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天満神社

千野の広い空に悠々と泳ぐ鯉のぼり。 田圃に水も張られて田植えも近いようだがこういう季節感を味わえるのも日吉台ならでは。

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団地に戻って振り返ったら、天満神社の鎮守の森が見えた。 「ここらも変わったな・・・」神様のつぶやきが聞こえるようだ。

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*写真は掲載時期に撮影したものではない場合があります。