大津市による立地適正化計画説明会の資料

10月11日、感染症対策として参加者を自治連役員に限定して開催された大津市都市計画課による、立地適正化計画説明会の当日説明資料です。 尚、本説明会は大津市の「熱心まちづくり出前講座」に登録されておりますのでどなたでも開催を依頼することができます。

都市計画マスタープランと立地適正化計画について P1~P23(一般説明)
都市計画マスタープランと立地適正化計画について P24~P51(地域別構想/日吉台)

配布参考資料(大津市HPへのリンク)
大津市都市計画マスタープラン(概要版)
大津市立地適正化計画(概要版)

 

避難情報と日吉台のハザードマップ

お役立ち情報 > 防災:日吉台付近のハザードマップ・情報 で日吉台の最新のハザードマップを公開中です。

日吉台団地周辺部や日吉台診療所前の信号のある交差点から湖西浄化センター/県道558号線(旧国道161号線)方面に向かう道路の南側に土砂災害特別警戒区域(赤色)、同警戒区域の指定があります。 大量の降雨時などは通行や避難情報などに十分ご注意ください。

また、避難情報は本年5月から5段階に改訂され、警戒レベル4が避難指示となっています。(但し必ずしも避難所に行く必要はありません)こちらも お役立ち情報 > 防災:新たな避難情報と警戒レベル で詳しくご紹介していますので併せて参照してください。

日吉台の人口分析

日吉台の年齢別人口については大津市公開のデーターに基づき、2021年4月度の各丁毎の人口ピラミッドをこちらに掲載していますが、さらに2016年3月31日のデーターとの比較によりこの5年間の5歳階級人口の変化を分析し、今後の自治連合会、自治会活動の参考にすることにしました。

5歳階級人口とその増減

 

高齢者人口が増加し、高齢者人口比率が50%を超えました。コミュニティの担い手の中心であった団地建設当初に入居した世代の人口が60歳代から70歳代になる一方で、子ども人口の減少が続いています。

5歳階級人口の転出入

上のグラフは2016年からの5年間で、ある5歳階級人口が一つ上の5歳階級に遷る際にどのような変化があったかを知るために、2021年の5歳階級人口から2016年の1つ下の5歳階級の人口を減算することによって簡易的に5年間の転出入をみたものです。

70歳代から上の世代では、高齢者施設への転居や死亡に起因すると推定される方が185名おられますが、今後ピーク世代の高齢化がさらに進むと、同様な理由による人口減少がさらに加速すると思われます。一方で転入や出生による新たな子どもは63名おられますが、このまま推移すると平均で1学年あたり12名程度となり、幼児教育・小学校教育などでの1クラス人数としては現在(約20名)よりさらに少なくなると思われます。

令和3年度 自治連合会総会の議決結果について(議事録追加)

令和3年度の自治連合会総会が4月18日10時より日吉台市民センター大会議室で開催され、全ての議案が賛成多数で可決されました。
総会資料、総会議事録および自治連合会から助成金をお支払いしている各種団体からの事業報告・決算報告は書庫>2.総会資料・議事録、役員会議事録、各種団体報告書から参照できます。

総会成立要件

総会員数 2,706
出席会員数 32
出席会員への委任会員数 392
書面表決会員数 2,052
総出席会員数 2,476 ②+③+④
定足数 1,354 ①の過半数

議案採決

議案 賛成 反対 棄権 備考 
第一号 2,415 4 57 令和2年度 事業報告
第二号 2,416 2 58 令和2年度 決算報告
第三号 2,413 4 59 令和3年度 役員案
第四号 2,403 2 71 令和3年度 事業計画
第五号 2,397 6 73 令和3年度 予算

日吉台至明こども園が竣工しました

日吉台幼稚園跡地に建設されていた、日吉台至明こども園が竣工、3月14日に完成式が行われ、3月17日には関係者に内部が公開されました。

新しい子ども園は1階部分に0歳児(たまご)、1歳児(ひよこ)、2歳児(りす)クラス室と遊戯室/ホール、キッチンを備え、2階には3歳児(うさぎ)、4歳児(ぱんだ)、5歳児(きりん)のクラス室の他、メインエントランス上に見晴らしの良いプールが設置されています。
また、エレベーター、トイレ、フルフラットの床などのバリアフリーはもちろん、太陽光発電や雨水再利用設備、天窓からの自然採光などエコロジーへの配慮や、スプリンクラーやモニターカメラなど、安全やセキュリティの対策もされています。以下、園内の写真を掲載します。(写真は自治連特別委(中野会長)からの提供です)

遊具も入った園庭 右の樹木は日吉台幼稚園記念樹のさくらんぼの木

1Fメインエントランス 太陽光発電モニターが設置されている

1Fの0歳児、1歳児室は続き部屋としても使用可能、シャワー施設もある

1F低年齢児用トイレ 子どもの成長に合わせた様々な設備がある

1F遊戯室・ホール 高い窓からの採光で明るく広々としている

2Fベランダに面した5歳児室

2Fベランダのプール

2Fの中廊下も天窓からの採光で非常に明るい

大津市立地適正化計画(案)に対する公開質問状・パブリックコメントへの回答について

1月17日に大津市都市計画部に提出した立地適正化計画(案)に対する公開質問状について、3月10日付で添付の通り回答を受領しました。この回答に対する今後の日吉台としての対応については、20日開催の自治連合会役員会で議論して進める予定です。

大津市立地適正化計画(案)に関する公開質問状について(回答)

また、同案に対するパブリックコメントについても大津市ホームページに掲載されています。(中段の「実施結果について」をご覧ください) 日吉台に関するコメントに対しての大津市からの回答が記載されています。

湖西道路4車線化に伴う遮音壁の設置について

1月26日に国土交通省から湖西道路4車線化に伴う遮音壁設置に関して、湖西道路4車線化対策委員会(北海 彰委員長)メンバーを含む自治連関係者に対する説明会がありました。

現在の騒音値は既報の通りいずれも基準値以下でしたが、4車線化に伴う騒音対策として①四丁目湖西道路側に高さ3mの遮音壁を設置すると共に、②大正寺川橋梁部分の遮音壁を既存の2mから3mにかさ上げする工事がされるとのことです。(上図赤線部分及び赤点線部分)一丁目に関しては既に遮音壁が施工済みで今回は変更はありません。

以下は4車線化後の断面図ですが、一丁目の断面図Aでは既に遮音壁が設置されているので変化はありませんが、断面図Bについては赤色四角で示した遮音壁が現在の緑地帯と住宅地の間に新たに設置されています。(四丁目湖西道路側の団地内道路横の金網フェンスよりさらに湖西道路側に設置、美観上金網フェンスと遮音壁の間を低木で緑化する等の配慮がされる見込みです)

尚、4車線開業後についても騒音等の状況等を確認し、必要であれば対応していくとのことでした。

 

 

日吉台至明認定こども園 建物の外観

日吉台至明認定子ども園の建築が順調に進み、建物の外観が見られるようになりました。本年4月から園児を迎える予定です。

日吉台の教育を語る会(自治連特別委)の中野会長より写真をお送り頂きましたので紹介します。

正面 バス通り側から

正面右手 小学校土手側から

側面 高橋川側から

大津市立地適正化計画(案)に対する公開質問状の提出について

大津市では平成29年3月に、コンパクト+ネットワークのまちづくりの理念と目標を定めた大津市都市計画マスタープラン(計画年度2017~2031)が策定されており、現在この目標を実現するための立地適正化計画(計画年度2021~2031)の策定(現在は「案」の段 階)が進んでいます。
立地適正計画とは現在国土交通省が推進しているもので、現在の市街地の中に居住・都市機能の誘導区域を設け、人口と都市機能の集中を図ることによって、コンパクトなまちづくりを実現しようとするものです。
このうち居住誘導区域とは、今後人口減少や高齢化が進む中で、生活サービスやコミュニティが持続的に確保されるよう、人口密度を維持すべき区域とされています。また、居住誘導区域となるのは、「市街化区域の中で人口、土地利用及び交通の現状及び将来の見通しを勘案し、良好な居住環境が確保され、公共投資その他の行政運営が効率的に行なわれるような範囲」のうち、「災害危険区域、その他政令で定める区域」を除いた範囲とされています。

大津市都市計画マスタープランの中で日吉台は「価値ある閑静な住宅地として、大津市と協働で様々な活動を通じて良好な住環境の維持・拡充に取り組む(要旨)」とされていますが、現在策定中の立地適正化計画(案)の中では、日吉台全域が上記の居住誘導区域から外れていることが明らかになりました。大津市の説明では日吉台は全域が地すべり防止区域に該当するため居住誘導区域から外れるとのことです。

居住誘導区域外となった場合、一定規模以上の開発や増改築の届け出が必要になる他、居住誘導区域外という線引きそのものにより、他の様々な影響が出てくることが予想されます。
また、空き家対策や認定こども園誘致など、大津市都市計画マスタープランに沿った持続可能なまちづくりに取り組んできた自治連合会としては、一見矛盾するようにも思えるこの立地適正化計画が日吉台の将来にどのような影響な影響を与えるのか、大いに懸念しているところです。

そこで、この計画の策定により、今後の大津市の都市計画の中で日吉台がどのように扱われるのか、実際に居住し続けることがどのような災害リスクにつながるのかを正しく理解するために、添付の通り公開質問状を作成し、大津市都市計画部に提出することといたしました。
本来は早期の説明会開催が望ましいのですが、コロナ感染症を勘案してこのような対応としております事、ご理解をお願い致します。大津市からの回答につきましても、別途回覧等でお知らせする予定です。

以下が提出した質問の内容です。

  • 質問1 日吉台を居住誘導区域に編入出来ないのは何故か、または居住誘導区域とするためには何をすれよいのか。
  • 質問2 居住誘導区域から外れた場合、学校や市⺠センターなどが統廃合の対象になったり、或いは改築の優先順位が下がるといった、公共施設への投資面での不利やサービス水準の低下などが将来にわたって起こらないか。また、公共交通の維持に対する行政の取り組みは、居住誘導区域と全く同等に行われると考えてよいのか。
  • 質問3 人口減少局面で居住誘導区域の人口密度を維持しようとすると、当然居住誘導区域外の人口密度は加速度的に下がり、空き家の増加が懸念される。また、人口構成の偏りが大きい日吉台では転入の減少によりコミュニティの維持も困難になる可能性が高い。この中でどのようにマスタープランに掲げられた「良好な住環境の維持・拡充」を実現しようとしているのか。
  • 質問4 地すべり防止区域であるため日吉台全域が居住誘導区域外となっているが、令和 2 年 11 月の滋賀県告示 438 号によると、地滑りによる土砂災害警戒区域に含まれるのは 7 区域、住居区画で 140 程度と全体の一割程度である。何故日吉台全域を居住誘導区域外としているのか。
  • 質問5 全域をハザード地区であるため居住誘導区域外とするのであれば、現住⺠は日吉台に住み続けていて危険ではないのか。もし住み続けていても危険でないとすれば、逆に何故居住誘導区域外となっているのか。

大津市立地適正化計画(案)に関する公開質問状(P1:回覧用上記内容、P2:公開質問状)

参考リンク)
都市計画マスタープラン 
立地適正化計画(案) 

日吉台至明認定こども園 外部塗色と現状写真

日吉台至明認定子ども園の建築が順調に進み、現在は足場覆いで囲まれていますが、建物の外形が確認できるようになっています。
今回、同園より外部塗色について図面をご提供頂きましたのでご紹介します。屋根部分には太陽電池が設置されています。

また、日吉台の教育を語る会(自治連特別委)の中野会長より、正面入り口(バス通り側)門扉の写真をお送り頂きましたので併せてご紹介いたします。