防災:コロナ環境下での避難の考え方とペットの取り扱いについて

日吉台学区・住民の皆様へ                                             2020・10・31

コロナ環境下での避難の考え方とペットの取り扱いについて

日吉台学区自主防災会

大きな地震等の発生の際に、「避難所に避難される」皆様へ新型コロナウイルス感染症への対応とペットの取り扱いについてお知らせします。

【コロナ環境下での災害発生時の避難所への避難行動について】

新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、災害時には、危険な場所にいる人は避難することが原則です。 先ずは「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう。

「避難所」は風水害の場合は「市民センター」に設置されます。 大きな地震等の場合は原則として一丁目、二丁目の住民の方には「市民センター」、三丁目、四丁目住民の方には「小学校体育館」に設置されます。 但し、コロナ環境下では特に次の点に配慮してください。

  • 避難とは「難」を「避」けること。 安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。 ご自宅での安全確保ができる場合は「在宅避難」をお願いします。
  • 避難先は「指定の避難所」だけではありません。 安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。
  • 「密」を避けるため「車中泊」をされる場合は、小学校グラウンドの指定されたスペースに駐車して下さい。 「テント泊」も可能です。
  • 避難所では「マスク・消毒液・体温計・及び衛生用品(タオル、歯ブラシ)」等が不足しています。 出来るだけ自ら携行して下さい。
  • 避難所入り口では「感染症対応事前受付」を設置し、検温や健康状態チエックリストへの記入等をお願いして発熱、咳等の症状のある方は別室に隔離させて頂き大津市担当者の指示に従っていただきます。
  • 避難所内では「三密」を避けるため最大限の努力をしますが、担当者の指示に従って一人ひとりがルールを守って、感染症対策に努めましょう。

※ 避難所の開設について「日吉台学区・避難所開設マニュアル」を参照してください。

 

【避難所でのペットの飼育ルールについて】

家族同然のペットについて災害時の取り扱いは難しい問題がありますが、大津市では「避難所の居住スペース」での飼育は禁止されています。

その為、屋外にテントを張るなどで指定された場所に「つなぐ」、あるいは「ゲージ」に入れて頂くことになります。

避難所での飼育については多くの制約がありますので、出来れば住み慣れたご自宅で飼育されることを推奨しますが、 避難所にペットを持ち込まれる場合は以下の点にご協力ください。

尚、避難所駐車場の自家用車の車内で飼育される場合は、駐車して頂く場所については配慮しますが、同様なご協力をお願いします。

① ペットは指定された場所で「つなぐ」、あるいは「ゲージ」に入れて飼ってください。
② 飼育場所や施設は、飼い主の手によって常に清潔にし、必要に応じて消毒を行ってください。
③ ペットに関する苦情の予防、危害の防止に努めてください。
④ 排便やブラッシングは、必ず屋外の指定された場所でさせ、後始末を行ってください。
⑤ 給餌は時間を決めて、その都度きれいに片づけてください。
⑥ ノミの駆除に努めてください。
⑦ 運動は必ず屋外で行ってください。
⑧ 飼育が困難な場合は、専用の施設等の一時預かり等を検討して下さい。
⑨ 他の避難者との間でトラブルが生じた場合は、速やかに避難所運営委員会まで届け出てください。

難しいことですが、指定の避難所への避難の可能性がある場合には、事前の対策を今から考えておいて下さるようお願いします。