日吉台の年齢別人口については大津市公開のデーターに基づき、2021年4月度の各丁毎の人口ピラミッドをこちらに掲載していますが、さらに2016年3月31日のデーターとの比較によりこの5年間の5歳階級人口の変化を分析し、今後の自治連合会、自治会活動の参考にすることにしました。
5歳階級人口とその増減
高齢者人口が増加し、高齢者人口比率が50%を超えました。コミュニティの担い手の中心であった団地建設当初に入居した世代の人口が60歳代から70歳代になる一方で、子ども人口の減少が続いています。
5歳階級人口の転出入
上のグラフは2016年からの5年間で、ある5歳階級人口が一つ上の5歳階級に遷る際にどのような変化があったかを知るために、2021年の5歳階級人口から2016年の1つ下の5歳階級の人口を減算することによって簡易的に5年間の転出入をみたものです。
70歳代から上の世代では、高齢者施設への転居や死亡に起因すると推定される方が185名おられますが、今後ピーク世代の高齢化がさらに進むと、同様な理由による人口減少がさらに加速すると思われます。一方で転入や出生による新たな子どもは63名おられますが、このまま推移すると平均で1学年あたり12名程度となり、幼児教育・小学校教育などでの1クラス人数としては現在(約20名)よりさらに少なくなると思われます。