支所・公民館のあり方についての最新情報

大津市の支所・公民館のあり方については、6月30日に日吉台学区で実施された大津市による実施案の説明会以降、新聞等で報道されているように大津市と市議会・大津市自治連合会等の間で様々なやりとりがある一方で、住民に対する公式な説明はなされていません。 ここでは10月19日の日吉台学区自治連合会定例役員会で示された資料を元に、現時点での状況と日吉台支所がどうなるかについてお知らせします。(リンクから原文書をご覧いただけます)

日吉台学区自治連合会では引き続き本件の情報入手に努め、必要に応じて議論をすすめていきます。

日吉台支所の支所機能

6月30日の説明では「2020年度(令和2年度)から、支所は存続するものの取り扱い業務範囲が縮小され、窓口時間も午前9時から午後3時までに短縮される」とされていました。
しかしながら現時点では、井上市民部長から10月7日付で出状された「今後の支所機能の検討について」という文書のとおり、「これを一年間延期し、継続して協議をしていく」ということになっています。
従って、日吉台支所の支所業務は2020年度(令和2年度)からも現行どおりとなりますが、窓口時間は本庁窓口時間の短縮に合わせて午前9時から午後5時まで(現在は午前8時45分から午後5時25分まで)に若干短縮されます。

公民館のコミュニティセンター化

6月30日の説明では「2020年度から、全ての公民館はコミュニティセンターに転換され、当面は市の直営とするものの、2024年度末までに段階的に地域による指定管理に移行する」とされていました。
現時点での「大津市の最新の条例案」によると、一部の先行学区に対応するため2020年度からコミュニティセンターへの移行が可能になる一方で、2024年度末までは公民館として存続し続けることも可能とされています。 また、地域移管についても幾つかのパターンが想定されるものとなり、指定管理料も見直されています。
従って、日吉台公民館についても、少なくとも2020年度(令和2年度)からのコミュニティセンター移行は無くなりました。

尚、上記はあくまで条例案ですので、施行に際しては議会での可決が必要であり、否決されたり或いは条例案が議会に提出されなかった場合は、現行通り公民館として存在し続けることになります。