幼児教育施設の存続と認定こども園への転換を求める請願書の結果報告

日吉台学区自治連合会 会長 濵崎 博

 皆様のご協力を頂き提出した日吉台における幼児教育施設の存続および拡充を求める請願は、12月19日(金)の大津市議会において審議され、「日吉台で起こっていることは将来他学区でも起こる事であり、先例としてとりくむべき」との賛成発言もあったものの、残念ながら賛成15、反対22で不採択となりました。(下記表参照)

番号 議案名 付託委員会 議決結果

請願第9号

学区内幼児教育施設存続および幼保一体化施設への転換を求めることについて 教育厚生常任委員会 不採択

各会派別投票結果
results

日吉台住民の切なる願いを込めた請願書であり、2,128名の住民の希望を込めたものでありましたが、不採択という残念な結果となりました。皆様のご期待に応える事が出来ず申し訳ございませんでした。

しかし、11月議会において山本哲平議員の日吉台の取り組みに対する質疑や、佐々木松一議員からの大津市が抱える課題を「日吉台」をモデルとして取り組むべきとの意見は、我々日吉台住民の気持を代弁して下さった内容でありました。この日吉台の取り組みは、市長をはじめ大津市職員や議員に少なからず周知できたと考えたおります。

請願書は不採択となりましたが、幼児教育施設存続の問題は終ったわけではありません。むしろ、これから正念場を迎え、今後の活動が重要になってくると認識しております。大津市では平成27年度より本格的に幼稚園の統廃合に向けて具体的準備を進めます。

さらに本年1月19日、文部科学省では小学校・中学校について「六学級以下の小学校と三学級以下の中学校については「統合の適否を速やかに検討する必要がある。」との手引案を公表しております。日吉台においては、幼稚園のみならず小学校まで統廃合される可能性が考えられます。ただ、この方針の中に「統合が困難な場合は小規模校のメリットを最大限生かす方策を積極的に検討、実施する必要がある。」ように、小規模校園の特徴が最大限発揮されれば存続の可能性もあるということになります。

日吉台学区自治連合会として「まちづくり協議会」を中心に各種団体、学校園総力をあげてこの問題に取組んでいく所存ですが、学区あげて皆様の共通理解と意志統一が重要になります。本件につきましては既に自治連合会ホームページで御報告させて頂いておりますが、改めて書面によって皆様にご報告いたします。どうぞ皆様のご理解と更なるご協力をお願い致します。

※ 本件につきましては現在回覧中です。